今回は某居酒屋さんにて行われた『生ビール講習会』について書いていきます!
生ビール講習会とは
お酒メーカーさんがサーバー導入に合わせて「ビールサーバーについて」「豆知識」「美味しい生ビールの注ぎ方」などを専門のスタッフさんがレクチャーしてくれます!
飲食店を経営していて生ビールのサーバーを導入している方は必見です!
ビールサーバーについて
いつも生ビールを清掃すると思いますが、以外と飲食店の方がちゃんと掃除されてない事が多いとの事です。
生ビールは掃除の仕方によって、味のクオリティがすごく変わってくるのでしっかりと清掃しなければいけません!
ですので、その講習会の内容 を書いていきます。
毎日の掃除
ビールサーバーは毎日の掃除が基本です!
ですが、スタッフの方にお話を伺った所、毎日しっかりと清掃できている飲食店さんは3割程だそうです。
掃除がしっかりとできていないとどうなってしまうのかご紹介します。
ビールサーバーを洗浄していないと生ビール自体の味も落ち、色が濁っていたり、ひどいとビールの成分のカスが浮いているなどお店として大問題になってしまいます。
ビールホースの洗浄
サーバーの洗浄で忘れがちなのがビールホースのスポンジ洗浄との事です。
そのホースを掃除しないと味が落ちてしまうそうです!
実際の飲食店で3ヶ月間ビールサーバーを掃除してない店舗のサーバーメンテナンスをした所、洗浄した際に出る水がとても汚かったそうです…
洗浄していないサーバーから出る生ビールは味も不味く、何より衛生的にもよくありません。
上の画像に写っている小さいペットボトルがその時の洗浄した水だそうです…
ここまで汚いのは珍しいそうですが、こうならないためにもしっかりと毎日洗浄します。
美味しい生ビール
注ぎ方
美味しい生ビールとはズバリ『注ぎ方』にポイントがあるそうです!
その注ぎ方とは『注ぎ口をグラスに付けない』『グラスの角度は45度』『ビールと泡の比率は7:3』
上記3つがポイントとの事です。
『注ぎ口をグラスに付けない』『グラスの角度は45度』
この2つは生ビールの炭酸が抜けないようにする為の方法です。
炭酸が抜けた生ビールは飲んだ時の喉越しや爽快感が違います!
『ビールと泡の比率は7:3』
ビール泡の比率には重要な役割があります!
①口当たりの良さと爽快感
②炭酸ガス、味、香りを逃さず酸化を防ぐ『蓋の役目』
③苦味や雑味、エグ味を吸着する
ビールとクリーミーな泡の比率7:3がこの役目を最大限に発揮するの黄金比率なのです!
グラスの洗浄
サーバーの洗浄だけが重要と思われがちですが、グラスの洗浄もとても重要です!
グラスは丁寧な洗浄した後に自然乾燥させるのがベストです!
グラス内に汚れや油分が付いているとそこから気泡が発生しビールの泡を破壊してしまうそうです!
ビールの泡がすぐ無くなってしまうとビールの酸化が早まり、苦味やエグ味が出てきてしまって美味しく無くなってしまいます…
布巾などで拭いているお店もありますが、細い糸がグラスの内側に残ってしまい気泡が出てしまう原因になってしまいます。
最後に
居酒屋さんで乾杯は生ビール。
良くある事だと思います。
そんな一杯目が美味しくないビールだったら悲しいですよね!
一杯目だからこそ最高の生ビールを提供したい。
その気持ちを忘れずに某居酒屋さんでは究極の生ビールをお客様にご提供しております。
近日オープン予定の某居酒屋さんの記事を書いていきますので、皆様楽しみにお待ち下さい!
ではまた!