ラーメン界で有名な製麺所、村上朝日製麺所に行ってきました!

村上朝日製麺所その他

今回は有名ラーメン店などにも麺を卸している麺のスペシャリストこと、「村上朝日製麺所」さんの工場を見学してきました!
普段何気なく食べているラーメンですが、実際に麺を作っている製麺所の中はどんな感じになっているのでしょうか…

実際に潜入して行きます!

スポンサーリンク

素材へのこだわり

麺の原材料である小麦粉です。(小麦の種類は企業秘密です)
村上朝日製麺所さんでは様々な小麦を配合し、お客様に合わせたオリジナルの麺を作っています↓

自社ブランドの小麦粉もあります↓

それにしても凄い量、種類ですね。
製麺への情熱、こだわり具合が分かりますね↓

粉を量り、かん水、水を混ぜ合わせて麺を作ります↓

村上朝日製麺所さんにどのくらい麺の種類は作れるのですか?とお聞きしたところ、
グラムや切り方を合わせると無限と言っていいほどに麺が作成可能だそうです!
す、すごい…
それだけの種類が作れるからこそお客様に合わせた麺作りが可能なんですね!

次に実際の製麺工程を見ていきましょう!

製麺工程

最初にミキサーの中で素材(小麦粉、かん水、水)を混ぜ合わせます↓

混ぜ合わせた後のミキサー
ミキサー内のこのイガイガした部品でぐるぐると素材たちを混ぜ合わせています↓

混ぜ合わせた後、この受け皿のような所に生地が落ちてきます。
ここで小麦粉とかん水が均等になるようにします↓

その後生地を押しつぶし、平状にします。
うどんの工程でいう足踏みのようなものです。
足踏みと同じように麺にコシが出ます↓

その後ロールに巻き付けていきます↓

このぐるぐる巻きの麺生地のことを「粗麺帯」と呼びます↓

出来た粗麺帯を一定時間熟成させます。
熟成させることにより生地の組織を安定させます
またコシがさらに強くなり、発色も良くなります↓

次に粗麺帯をローラーで徐々に薄く伸ばしていきます。
目的の厚さになるように伸ばすと同時にツルツルに加工します。
一気に伸ばすと組織が壊れて麺がもろくなってしまいます↓

熟成させた生地を切り出していきます。
村上朝日製麺所さんでは大体一食ごとの量に切り出していきます。

そして手作業でグラム数などを調整し、異物などが無いか検査し、包装します。
これで麺の完成です!↓

完成した麺は発送まで冷蔵庫で保管されます。
冷蔵庫の温度設定は5℃に設定されています↓

以上が製麺工程の流れです!
次に商品が到着するまでの流れ、麺の賞味期限を担当の方から聞いたので紹介します。

商品到着までの流れ

自社便で回れる配達先の場合、前日に注文すれば翌日の午前中に届くそうです。
営業時間外、夜12時以降の場合も留守電に入れてくれれば内容などの変更が可能だそうです。
配送エリア外の配達になると、午前中に注文すると次の日の午前中に届きます。
ただし東北、中国地方は次の日の午後到着になり、北海道、九州は翌々日の到着になります。

麺の賞味期限

通常、冷蔵庫だと2週間くらい持ちます。
ただし、熟成が進んでしまうと風味が逃げて、スープとの絡みも悪くなってしまうので、
4~5日くらいで使い切ったほうが良いと仰っていました。

いかがでしたでしょうか!
今回は「村上朝日製麺所」さんにお邪魔しました!
担当の方と一緒に話を聞きながら見学したのですが、
ラーメンはバランスが大事、お客様の数だけスープがあるので、
それに合うような麺を作り、提供するのが私の仕事です。
と仰っていました。かっこいい…

村上朝日製麺所様、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました