インバウンド向けラーメン屋の開業で必要な対策をご紹介します

インバウンド店舗物件

今回はインバウンド向けのラーメン屋について。
最近何かとよく聞くインバウンドという単語。
インバウンドとは訪日外国人を指します。
現在2020年の東京オリンピックに向けて訪日外国人に対応する飲食店も増えてきています。
その中で今回は弊社でも開業支援を行っているラーメン屋のインバウンド対策をご紹介していきます。

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キャッシュレス決済

bitcoin
どの業種でも同じですが、インバウンド向けを語る上で欠かせないのがキャッシュレス決済。
外国では日本と比べキャッシュレス化がとても進んでいます。
キャッシュレスとは現金を必要としないカード、QRコード、電子マネーでの商品の購入のこと。
代表的な海外でのキャッシュレス決済は中国のALIPAY(アリペイ)、WeChatPay(ウィーチャットペイ)、銀聯カード、
日本のLINE Pay、米国のAndoroid Pay、Apple Payなどが挙げられます。
正直キャッシュレス決済の企業が多すぎてインバウンド対策でどのあたりを抑えておけば良いか分からなくなります。
そういう方はまずALIPAY、WeChatPay、LINE Pay、銀聯(ぎんれん)あたりを抑えておくと良いです。
日本に来る観光客で一番多いのが中国、つづいて韓国、台湾、香港、アメリカ。
中国ではALIPAY、銀聯カードの普及率がダントツで多いです。
韓国でも銀聯カードは多く使用されています。

インバウンド向けのラーメン屋

ラーメンの海外人気

ラーメンは日本で最も外国人が満足した食事のトップにランクインしています。
主にラーメンを気に入っているのが中華圏の観光客。
やはり決済面で前述でも挙げたALIPAY、WeChatPay、銀聯あたりは抑えておきたい所です。
またヨーロッパの人々もラーメンを好んで食べる傾向にあります。
現在ヨーロッパでは数多くのラーメン店が展開しており、味も醬油、味噌、塩、豚骨など日本ではオーソドックスなラーメンが流行っています。

味だけじゃなく見た目も大事

ラーメンは日本独特の食事で海外からの注目を集めています。
そして外国人観光客は味だけでなく見た目にも拘ります。
あなたも旅行に行ったら豪華な見た目の食事の方が楽しいですよね?
それと同じで外国人観光客も日本人以上に見た目を重視する特徴があります。
海外(日本)に来てどのラーメンを食べるか迷った時、見た目が良い方に行くのは心理的に当然の事です。
またSNSに写真をアップしてシェアする文化は海外でも多く使用されています。
そういったところで「日本で豪華なラーメン食べた!」というような写真を上げてもらえるとそれだけで宣伝効果があります。

またラーメンの見た目だけではなく、演出の見た目、即ちパフォーマンスも重要です。
和食でいうとマグロの解体ショーや、洋食でいうとフランベのようにラーメンでも何か演出があるとそれだけで観光客の目を引き付けます。
湯切りパフォーマンスが面白かったり、スープの良い匂いが店の外まで漂っていたりなど。
視覚、嗅覚、聴覚で商品を売っていく事も戦略の一つです。

巨大なエビが乗っているこのラーメンは現在観光客達から注目を集めています↓
極ラーメン

ラーメン×和としてラーメンにお餅を乗せるなど日本らしさを演出するのも良いです↓
餅ラーメン

値段はあまり気にしない

豪華な食材を使うと原価が上がってしまうと思います。
しかし海外では一杯1500円や2000円のラーメンを提供しているお店もザラにあります。
低価格設定という概念は気にせずに究極の一杯を提供する方が外国人観光客にはウケが良いです。
さらに旅行ということもあり、観光客は自然とお財布のヒモも緩んでいます。
だからといってあまりにも高価格にしては低価格を知っている日本人の集客を取れなくなると思います。
そこで、キャッシュレス決済の方は20%割引、SNSフォロワー特典限定クーポンなどで価格をグッと下げてあげたりする工夫も必要です。
勿論味も重要になってきます。
味×見た目×金額のバランスを上手い具合に取ることがラーメン屋を成功させるのに重要なポイントになってきます。

メニューは多言語対応

最近都内や大手チェーン店では英語や中国語表記のあるメニュー表などが目立ちます。
外国人観光客は日本で自国の言語が通じない、コミュニケーションが取れない事をストレスに感じています。
そこでメニューにはしっかりと多言語表記をしてあげる事が人気に繋がります。
メニューだけではなく決済方法のやり方、席への案内など上手くコミュニケーションを取ることが重要です。
日本のラーメンの食べ方などのPOPを作成しても面白いかも知れません。
また外国人店員を雇うことも手段としては有りだと思います。
コミュニケーションを上手く取ることによって顧客満足度は上昇し、外国人でも入りやすいオススメのラーメン屋!などのフレーズがお店に付くかも知れません。
日本人の心意気であるおもてなしを忘れずに接客しましょう。

多言語メニュー表を無料で作成できるサイトなども増えています
多言語メニュー

インバウンド向けラーメン屋まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はインバウンド向けのラーメン屋についてお話しました。
インバウンド対策も重要ですが、インバウンド向けの集客方法なども重要なポイントです。
弊社ではインバウンド向けのラーメン開業も行っており、集客方法や現代で流行りのクラウドファンディングを利用した方法などもサポートしています。
この記事をご覧になって今後変わっていく日本に対応してインバウンド向けのラーメン屋をやりたいという方、まずはお気軽にご相談下さい!

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