炭の種類やその違いって!?

あなたはまず「炭」という単語を聞いてどんな炭を想像しますか?
炭と言ってもぱっと見ると全て同じものに見えるかもしれませんが、実はかなりの種類があり、効果、特徴もかなり違っています。
普通に生活しているだけでは炭に触れる機会はほぼ無く、ただ『炭は火を着ける道具』という認識ではないでしょうか?

しかし炭は料理にとって重要な調理器具になったり、パフォーマンスになったり、料理の調味料になったりと様々な顔があります!
ですので、使用する用途に合わせて炭を選んでいきましょう。

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炭の種類

炭は大きく分けると4種類

大まかに炭と言っても、
『白炭』
『黒炭』
『活性炭』
『竹炭』
といった4種類に分かれます。
炭は全て同じもので極端に国産と外国産の2種類だけかと思いましたが、そんな事はなく外国産の中でも様々な国で作られたり、国内でも様々な地域で色々な種類の炭が作られています。
そこで上記で挙げた炭4種類を紹介していきたいと思います!

白炭

炭焼きの仕上げ段階で窯口から空気を徐々に送り窯内を1000度の高温にします。
そして白熱した木炭を窯外に引き出し、灰と土を混ぜて湿気を含ませた消粉をかぶせて、すばやく冷却して作る炭で、よく耳にする『備長炭』がその代表です。

黒炭

炭化温度は400度~700度と低温です。
そのまま窯内で密閉してゆっくり冷却させて作られます。
「黒炭」には炭化した樹皮がついていて色も黒、割れ目が多いのが特徴です。
茶道用の炭として用いられるのはこの黒炭になります。

活性炭

特殊な製法で作られた工業用の炭。
物質や色素などを通常の炭の3~7倍吸着させることができる。
脱臭剤や浄水、などに使用されます。
原子力発電所にも、核物質が漏れ出した時のために物質を吸着させるための活性炭フィルターというものが設置されています。

竹炭

文字通り竹を250〜300℃で焼き上げて作る炭です。
調理などにも使用できるのですが扱いが難しいため、浄水やインテリア、脱臭剤に使用されます。
お米を炊く際に炊飯器に竹炭を入れると水道水のカルキやお米の細かい汚れを吸着してくれて美味しく炊き上げることができます!

また特殊な製法で木材を加工した時出る木くずを固めて焼き上げた炭や、植物を無酸素状態の中で炭化させて作るバイオ炭があったりと、かなり炭業界は奥深いです。
これからも隅について記事を更新していきますので是非参考にして頂ければと思います!

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